物流センターとは何か
2017.05.23

白いトラック倉庫は非常に便利な建造物ですね。
たとえば押入れや、庭なんかにある物置も倉庫のひとつといえるかもしれません。
「もっと物を収容する場所が欲しい!」と思っている人も多いのではないでしょうか?
いろいろな物を毎月買っていると、当然部屋のスペースが減っていくんですよね。
ところで、倉庫を生業としている会社があることはご存知でしょう。
倉庫の会社といえば、「物流センター」という言葉を聞いたこともあるでしょう。
しかしこの「物流センター」、名前だけは知っていても、詳しいことは知らないという人も多いでしょうから、ここで物流センターについて紹介してみます。
物流センターというのは簡単にいえば、物流業においていろいろな場所に発送や配送をする商品を収納して仕分けて、配送や在庫の保管などの役割を持っている施設のことをいいます。宅配サービス・コンビニエンスストアといった全国規模のチェーン店にとっては物流の拠点となる重要なセンターとなります。
ここでまず物流の流れについてみていきましょう。
まず原料等を調達して、原料を加工して商品にします。
この商品を運送業がトラックなどによって運搬し、保管する場所に輸送します。
この輸送する場所が物流センターです。商品を保管するのが保管業で、ここから各店舗に出荷する運送業がまたトラックなどで各店舗に納品し、店舗に陳列されるというのが物流の流れです。
物流センターは、商品を保管して、その商品をトラックで各店舗に送るというのが基本的な業務になっているのです。
物流センターというのは、企業や商品にとって例えて言えば「物流のハブ(円形あるいは放射状の回転部品の軸付近の部位、またはその構成部品)」の役割を持っています。わかりやすくいえば自転車の車輪の真ん中の部分ですね。
このハブは物流、物の流れの集まる点であり、そこからまた流れが出来る中心点でもあるのです。
大量生産が普通となっている現在、このハブの役割を持つ物流センターの存在意義も大きくなっているでしょう。
この物流センターというものは、昔から存在していたものではありません。
昭和の高度成長の初期は、工場の倉庫がその役割を持っていたのです。
このころは物的流通の略語である「物流」という言葉もなく、ただ「流通」という言葉で業務が行われていました。
戦後からしばらくは物が不足していて倉庫はあまり必要ではなかったものの、高度成長期以降になると、この倉庫業の市場が拡大して、商品の流れの分化が発生していきました。
ここから、「物流」という概念が生まれていったのです。
平成ともなると、海外生産などで港からの物品を保管する施設が必要となり、国内生産でも物を一箇所に集めたほうが効率的という考えが普通となっていきます。
これが物流センターが誕生する元となりました。
存在は知っていても詳しくは知らなかった物流センター、こんなことを知るのも面白いですね。

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