倉庫の歴史
2017.05.23

トラック倉庫というのは、物を保存したり収納したりするための建造物です。
物流などによる商品を収納していることがよく知られていますね。
最近は街中にも、月々いくらという料金を払って使用できる「レンタル倉庫」をよく見かけますよね。
それだけ、物を買っている人が多いのかもしれません。
押入れにはもう荷物がたくさんで、もっと収納する場所が欲しい!と思っている方はいませんか?
倉庫というものは、古代から存在していました。
ここで倉庫の歴史についてみていきましょう。
エジプトのルクソールには、今から3500年前に建てられたという倉庫郡があります。
有史以前より人間は食べ物や物を保管するために、倉庫を使っていたということになります。
この倉庫は食料となる穀物だけでなく当時の情報も残されています。
「陶板」には当時のエジプトの状況が細かく記録されていて、倉庫の用いられ方が分かるようになっています。
ナイル川についての氾濫の記録とか、氾濫がいつ起きるのかといった情報も保管されていて、氾濫時の対策もしていたことがわかります。このことから、倉庫は古来からすでにシステムとして完成されていたものあったといえるでしょう。
日本においては、古来から倉庫を「蔵」と呼んでいたことをご存知の人も多いでしょう。
弥生時代では大陸から稲作が伝わり、学校の歴史の教科書にもよく出てくる有名な「高床式倉庫」というものが建てられていきました。
奈良時代、東大寺の「正倉院」なども建てられており、貴重な米はもちろん、宝物や書物などの所蔵物も収められるようになり、当時の交易や文化を表しています。
このことから、倉庫は記録・情報を次の世代に繋げるという役割を持っていたといえるでしょう。
江戸時代では海上交通が発達したことで商人が多くの物品を倉庫に保管するために、倉庫が活用されています。
「蔵屋敷制度」によって、販売機関としての倉庫が生まれ蔵米の買取に「米切手」が交付されるようになりました。
明治になると、倉庫が独立した商売になっていきます。
明治では国・藩の貸物のシステムが変わったことで、民間の商人でも多くの貸物を扱えるようになり、蔵屋敷なども民間で活用できるようになって現代の倉庫の原型となっています。
日本の倉庫を生業とする企業の起源は、明治20年、有限責任東京倉庫会社(三菱倉庫株式会社)という、三菱為替商店の倉敷業務を独立させた会社だとされています。
そして現在。ご存知のようにインターネットが大きく発展し、ネットショッピングなどが当たり前のようになったため、倉庫にも新しい役割が求められるようになっています。
倉庫にはこのような歴史があるのです。
今まではあまり知らなかった倉庫の歴史というのも、意外に面白いですよね。

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